ジニアス記憶術 右脳の潜在能力

ジニアス記憶術 右脳の潜在能力

私たち日本人は、日本語の文章を見ると無意識のうちに読んで、
何が書かれているのか意味を理解しようとします。
これは私たち日本人は日本語が理解でき、
漢字やひらがな、カタカナからその意味を
読み取ることができるからです。

 

 

ではこれがペルシャ語などで書かれた、
ほとんどの日本人が理解できない文章だったら
どうするでしょうか。

 

 

ほとんどの日本人は
ペルシャ語を見る機会などほとんどありませんから、
読み取ることが出来ないと判断した時点で、
読もうともしませんし、理解しようともしません。
脳そのものが理解するという行為を放棄してしまうのです。
言葉や論理的思考は左脳が行っているため、
日本語の文章を見たら左脳が働きます。

 

 

しかし、ペルシャ語などの理解できない文章は
模様として捉えるため
左脳は働かず、代わりに右脳が模様として処理します。

 

 

また、絵を描くのは初心者という人たちに、
座っている人物像を逆さまに写し描きさせたところ、
脚の部分はうまくそっくりに描けるのに、
顔の部分はほとんどの人が元のスケッチとは異なってしまい、
うまく描けなかったそうです。

 

 

元のスケッチをよく見てみると、
脚の部分は逆さまにみると
どこが脚なのかわからないスケッチになっていたそうです。

 

 

これは、脚の部分は左脳が理解できなかったため、
右脳が見たままを書いたためで、
顔の部分がうまく写し取れなかったのは、
顔は認識できたため左脳が働き、
目と眉や鼻の位置関係などが、
無意識のうちに邪魔をしてしまったことで
逆さまに写し取ることができなかったとされています。

 

 

このように右脳には左脳には無い、
計り知れないほどの可能性が秘められています。
そして私たち人間はこの莫大な能力を
十分に開花させることなく生活しているのです。

 

川村明宏のジニアス記憶術

 

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